日本政策金融公庫には多くの支店があり、大阪府内にも11の支店が存在します。その中で十三支店の所在地や問い合わせ先、扱っている融資の種類にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、日本政策金融公庫の十三支店の概要や扱っている融資の種類などについて解説しています。これから起業しようとしている方や、起業後間もない方が融資を受けたい場合の申請方法についても紹介していますので、開業や創業で資金調達を検討している際の参考としてお役立てください。
日本政策金融公庫十三支店の概要は以下の通りです。
所在地:532-0025大阪府大阪市淀川区新北野1-2-13明治安田生命十三ビル
最寄り駅:阪急十三駅
問い合わせ先(ナビダイヤル):0570-065530
営業時間:平日9:00~17:00
駐車場:なし
取り扱い事業:国民生活事業
日本政策金融公庫の十三支店では、国民生活事業のみ取り扱っています。現在起業を検討している、または既に起業しているが2期目を終えていないといった事業者が申請できる「新創業融資制度」は国民生活事業の取り扱いとなるため、十三支店の業務エリアに該当する地域で開業する際には、十三支店へ融資申請することとなります。
十三支店の業務区域は以下の通りです。
国民生活事業:大阪市西淀川区・淀川区・豊中市・池田市・箕面市・豊能町・能勢町
上記エリアで開業する予定があり、新創業融資を受けたい場合は、十三支店へ申請書類を提出します。
日本政策金融公庫の十三支店で新創業融資制度を利用する場合、以下の点に注意するようにしましょう。
新創業融資制度は無担保、無保証人で融資が受けられるうえ、3,000万円(運転資金は1,500万円)を上限として申請できる融資制度です。
民間の金融機関の融資制度に比べると、日本政策金融公庫の新創業融資制度は比較的審査が通りやすいとされていますが、それでも審査に通らないケースはあります。
審査の際には、自己資金は多い程有利となるほか、新しく始める事業に関する経験や知識といったノウハウをどの程度持っているか、事業を成功させて軌道に乗せ、返済できる可能性が高いかどうかはしっかりとチェックされると考えた方がよいでしょう。
創業融資の申請後に審査を通過したとしても、希望額に届かない額の融資しか受けられない可能性もあります。自己資金やノウハウの面で現実的でない希望額を設定すれば、審査に通りにくいのは言うまでもありません。しかし、事業を成功させるノウハウがあり、身の丈に合った規模での開業を検討しているにも関わらず、そのための資金調達が実現しないケースもあるのです。
希望額に届かない理由としては、申請書類でのアピールが不足している、しっかりと記載するべきポイントがまとまっていないなどが考えられます。
起業にはさまざまな手続きや申請、契約などが必要となります。限られたスケジュールの中、自力ですべての手続きをしようとすると、しっかりとした事業計画書や融資申請書類が準備できない場合があるのです。
税理士事務所の中には、法人税申告や決算業務のほか、創業融資のサポートや経営コンサルティングに強みを持っているところもあります。融資申請に不慣れな経営者が自力で書類を作るよりも、専門家のアドバイスを参考にポイントを押さえてまとめた方がスムーズです。
創業融資をしっかりと受けたいなら、創業融資サポートの実績豊富な税理士事務所へ一度相談してみることをおすすめします。
創業融資に強い税理士を探す際のポイントとして、税理士事務所のサイトに創業融資サポートに強みのある理由がしっかり記載されている点や、経営に関する相談が可能である点などの記載があるところを選ぶとよいでしょう。
また、日本政策金融公庫の十三支店に近い場所へオフィスを構えているところなら、十三支店への融資申請に慣れているため、よりスムーズにポイントを押さえた申請が可能です。
最終的には、無料相談などで実際に話してみて、信頼して任せられそうかを決めるとよいでしょう。
日本政策金融公庫の十三支店では、大阪市西淀川区や淀川区のほか、池田市や豊中市などの国民生活事業を取り扱っています。国民生活事業には無担保、無保証人で起業時に融資が受けられる「新創業融資制度」があり、起業を考えている方にとって資金調達を実現しやすい融資の1つとなっています。
十三支店の業務エリアで開業を検討しているなら、十三支店にオフィスが近く、創業融資申請に強みのある税理士事務所の無料相談を利用してみましょう。自力で申請するよりも、専門家の手を借りた方が効率よく、希望の融資額も実現しやすくなります。